PSA鑑定 | 2026年7月29日更新

PSAグレード基準のわかりやすい解説【10段階+Qualifier完全版】

PSA鑑定に出す前に、誰もが気になるのが「自分のカードは何点つくのか?」。この記事では、PSAのグレードがどういう基準で決まるのかを、判定の4大要素 → 10段階の目安 → Qualifier(サブ評価)→ セルフチェックの順で整理します。

グレードを決める4大要素

PSAの鑑定士は、主に次の4つの観点でカードを見ています。

要素見られるポイントよくある減点例
コーナー(角)四隅の尖り・潰れ白かけ、角の丸まり
エッジ(縁)縁の欠け・毛羽立ち側面の白い欠け、裁断ムラ
表面キズ・凹み・印刷状態擦りキズ、印刷スジ、指紋、クラウド(曇り)
センタリング絵柄の中央寄せ具合枠の左右・上下の余白のズレ

このうち初心者が見落としやすいのがセンタリングです。カード自体は完美品でも、印刷時点で枠がズレていればPSA10は取れません。目安として、PSA10には表面でおおよそ55/45〜60/40以内のズレに収まっていることが求められます(数値基準は目安であり、最終判断は鑑定士によります)。

10段階グレードの目安

グレード呼称ざっくり言うと
PSA 10GEM MINT(ジェムミント)ほぼ完璧。四隅鋭利・表面クリーン・センタリング良好
PSA 9MINT(ミント)ごく軽微な難が1つある程度。肉眼ではほぼ完美品
PSA 8NM-MTよく見ると小さな白かけや軽微なズレがある
PSA 7NM小さなキズ・白かけが複数。それでも美品の部類
PSA 6EX-MT目に見えるキズや擦れがあるが、大きな損傷はない
PSA 5EX角の丸み・表面の摩耗がはっきりわかる
PSA 4以下VG-EX〜PR折れ・大きな傷・汚れなど。思い出のカード向け

市場ではPSA10とPSA9の価格差が特に大きいのが特徴です。同じカードでも数倍の差がつくことは珍しくありません。「9でも十分きれい」なのに価格差が生まれるのは、PSA10の希少性がコレクション需要と直結しているためです。

Qualifier(サブ評価)とは

グレードの数字に加えて、特定の欠点を示すアルファベットが付くことがあります。代表的なものを挙げます。

表記意味内容
OCOff-Centerセンタリング不良。他が良くてもズレが大きい
STStainシミ・汚れがある
PDPrint Defect印刷起因の欠陥(インク欠け・印刷スジなど)
MCMiscut裁断ミス
MKMarks書き込み・スタンプ跡

Qualifier付きのグレード(例:「8 OC」)は、同じ数字のQualifierなしより市場評価が下がるのが一般的です。提出時にQualifierを付けない設定(その場合は欠点込みで数字が下がる)を選べることもあるため、提出フォームの設定はよく確認しましょう。

提出前セルフチェックリスト

ライトを当てながら、次の順番でチェックすると見落としが減ります。

  1. 四隅をルーペで見る——白かけ・潰れはないか(裏面の角も忘れずに)
  2. 縁を一周なぞるように見る——欠け・毛羽立ちはないか
  3. 表面を斜めから光に当てる——擦りキズ・凹み・指紋が浮かび上がります
  4. 枠の余白を左右・上下で見比べる——センタリングのズレ確認
  5. 裏面も同じ手順で——裏面の状態もグレードに影響します
チェックのコツ

スマホのライトを低い角度から当てると、表面の微細なキズが見えやすくなります。このセルフチェックで「PSA9〜10が狙えそうか」を判断してから提出すると、鑑定料のムダ打ちを減らせます。具体的な損益の考え方はPSAに出すべきカードの見分け方5つへ。

グレードを守るのは「提出前の保管」

ここまで読むとわかる通り、グレードは提出前の保管状態でほぼ決まります。引き出しに裸で入れていたカードと、スリーブ+ローダーで保管していたカードでは、スタートラインが違います。

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免責

本記事は一般的な情報の整理です。実際のグレード判定はPSAの鑑定士が行うものであり、本記事の基準は結果を保証するものではありません。最新の基準・サービス内容はPSA公式サイトをご確認ください。

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